出川のバイク旅 充電させてもらえませんか

今日、出川のバイク旅のテレビ番組を見ていた。

この番組の良いところは、どんな所にあるのだろう。

旅と一口に言っても、いろいろな形がある。

車の旅。電車。バス。飛行機。自転車。船。そしてバイク。

国内の旅で、テレビが扱う形態は、車、電車、バスが多い。
大抵の場合、目的地が決まっているので、大体、どのような展開になるのか、想像できることが多いのではないだろうか。

例えば、有名な観光地。有名な場所なので、訪問したことがある人は多い。そこを巡るコースも大方、行く所が決まっている。箱根、伊豆、富士山、京都、奈良、沖縄、などなど。

それらに比べると、自転車やバイクを利用した番組は、数としては、あまり多くない。

以前、グレートジャーニーという番組があった。医者である男性が、車などには一切頼らず、ユーラシア大陸、アメリカ大陸を横断するというもの。この旅のスケール感には圧倒された。冒険的な要素もあるし、男の1人旅というイメージが非常に魅力的に感じた。

自分にも、時間とお金と体力があれば、やってみたいと思った。この人には、偶然、上野の博物館ですれ違った。

あまりにも、非日常的な旅行であるため、どのような旅の展開になるか予想がつかない。そこが、その番組の醍醐味であると思った。

途中、治安の状況も悪い地域や国を通過するにも拘らず、そんなことはお構いなしで、どんどん進んで行く、その彼の胆力にも度肝を抜かれたのは、私だけではなかったのではないだろうか。

出川のバイク旅は、これまでの旅番組の常識を良い意味で裏切ったと言える。グレートジャーニーのように、危険地帯を通過する必要は、無いし、いざとなれば、後ろについてきている、大きなロケバスに乗っているスタッフと、そのバスに逃げ込める余裕が常にある。もちろん、原付バイクだから、転倒したり、事故にあう危険はつきまとう。

辿るルートは、番組スタッフが、あらかじめ、実走するなどして、下見した道路を進み、大体の訪問する場所の目星はつけているのだろうが、視聴者にとっては、どのような展開が想定されるか、わからないところが、この番組の魅力である。グレートジャーニーほどではないが、想定出来ない旅の展開に冒険的要素が包含されていると言えるのではないだろうか。

出川が持つ、老若男女、年代にかかわらず、親しみやすいキャラクターイメージが行く先々の場所に居る人たちからの好意や、笑顔、歓待を引き出し、あたかも自分が旅をしながら、自分が訪問先で歓待を受けているような錯覚を起こさせてくれる、そんな魅力が、この出川の旅番組にはある。

ここが、他の旅番組と一線を画しているところではないだろうか。そんな風に考えながら、夕食を食べつつ、私は、このプログラムを観ていた。



コメントをする





カテゴリー

ページトップ