むずむず足は病気? レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群(いわゆる、むずむず脚症候群。以下RLS)

ある、50代の男性は、夜寝るときに、脚がじっとしていられない状態になり、寝つきが悪くなった。

寝ているときも、足先がビクッと動いて、途中で起きてしまい、眠りが浅くなり、日中に眠気を催すので困る。

その治療法を相談したところ、ある大学の神経精神医学の教授が以下のように回答した。
そのため、このサイトの運営者としては、以下の回答については、一切の責を負わないことをあらかじめ、ご了承いただくよう、お願いします。
尚、下記に認定医師リストのリンク先を貼付しましたので、参考にしてください。
各県ごと全国のリストです。

以下、その回答。
『レストレスレッグス症候群(いわゆる、むずむず脚症候群。以下RLS)
は、安静時または、夕方から夜間にかけて脚の不快感が生じ、これに伴い、下肢をうごかしたくなる衝動感にかられる感覚運動障害であり、これにより入眠障害や中途覚醒(寝ている途中で目が覚める)をきたすもので、昼間の眠気、意欲低下、全身倦怠感などの症状があらわれ、生活の質(QOL)が低下する。

RLSの70〜80%に、入眠後に周期的に脚が動く不随意運動である周期性四肢運動障害(PLMD)の合併がみられる。両疾患ともに原因としては、脳内のドパミン神経系の機能異常、貯蔵鉄の欠乏や遺伝子的要因などが考えられる。RLSの有病率は、日本では、2〜5%と推定され、中高年齢者で高く、男性より女性に多いことが知られている。

RLSの診断は、下記1〜4の症状があれば確定できる。

レストレスレッグス症候群を診断する4つの症状
1 脚を動かしたいという強い欲求を伴う下肢の異常感覚がある
2 安静にすると増悪する
3 動くことによって改善する
4 日中より夕方、夜間に増悪する

日本睡眠学会 睡眠医療 認定医
http://jssr.jp/data/pdf/list/nintei_ishi.pdf

一方、PLMDは脳波と、下肢の筋電図を、一晩測定する終夜睡眠ポリグラフ検査を行うことで、不随意運動の有無と、それに伴って、覚醒反応があるかどうかを含めた確定診断が可能です。

RLSは、鉄欠乏性貧血、パーキンソン病、関節リウマチ、慢性腎不全による透析などの身体疾患や、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬などの薬剤が原因でおこることもある。このような身体疾患が存在すれば、その治療を行い、薬が原因であれば、中止するか、ほかの薬剤への変更を検討する必要がある。

日常生活の注意点としては、アルコールやカフェイン、タバコ(ニコチン)は、症状を増悪(悪化)させるので、夕方以降は控えるべき。また、適切な運動や規則的な就寝などの生活改善、就寝前の温かい風呂、あるいは、冷たいシャワーなどの温度刺激、マッサージが有効。

症状が軽度で、日常生活に多大な支障がない場合や、発現頻度が週に1回以下の場合は、非薬物療法のみで、治療を行う。しかし、週に2回以上みられたり、夜間の睡眠障害、昼間の耐え難い眠気などの症状がある場合は、薬物療法も併用する。薬物療法としては、鉄欠乏が認められる場合は、鉄剤投与を行い、一般的には、ドパミン作業薬などが使用される。睡眠障害を専門とする精神科や神経内科を受診してください。』
以上がその、回答。

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