クラッシックカー VW フォルクスワーゲン カルマン ギア


クラッシックカー ディーラーズのVW フォルクスワーゲン カルマン ギア編


この車は、私はとても大好きな車だ。


丸みを帯びた流麗なボディラインは、美しい。


ハードトップと、ルーフがオープンになるコンバーチブルがあるが、個人的には、オープンが好み。



1964 Karmann Ghia



幌を外した状態も、すごく、カッコ良い。この車で、屋根を開いて海岸線をドライブ出来たら、どんなに気持ちがいいだろう。

この時代のフロントガラスは、垂直気味についている。


そのため、最近のオープンかーのように鋭角に前のスクリーンが付いているものよりも、とても開放感がある。


もちろん、後部座席に座るのであれば、どちらのタイプの車でも開放感には、それほどの差はないかもしれない。





動画を見ていただくと、腕こきのメカニックのエドは、ガレージで車をリフトアップしてた。


いくつかのボルトを外し、エンジンを車体から外した。その前にバッテリーケーブルを外ている。


そして早速、調子の悪いギアボックスまわりの調整にとりかかる。


1960年代のフォルクスワーゲン社の車は、ビートルもそうだが、クラッチがデリケートなので、不具合を起こすことが多い。





この時代には、現在のようにオートマティック トランスミッションはまだ普及する前なので、マニュアル車を運転することは避けられない。


マニュアル トランスミッション車の場合は、丁寧なシフトチェンジとクラッチ操作が必要。


でも、運転する人がすべて、この操作を上手く出来るわけではない。


だから、これらの操作が上手く出来ないことが度重なることにより、クラッチ板が摩耗するスピードが速くなってしまう。







とは言え、どんなに運転が上手い人でも、シフトミスは生じるわけで、クラッチの損傷は、どんな人でも避けられない。程度の差はあったとしても。


エドは、クラッチのダメージを目視で確認し、パーツの交換を行う。

そして、リアシートのフロアマット下にあるカバーを外し、ナットを緩めて、ギヤボックスも車体から外した。


3速に不具合があるとのことで、エドは自分で修理を行わずに、専門業社に外部委託する選択を行い、その間、別の箇所の修理を行うことにする。





一方、マイクは、アメリカはカリフォルニアのカルマンギア専門のパーツ取扱店を訪れ、部品の調達を行った。


中古パーツの裾野が広い、さすがのイギリスも、カルマンギアのUK市場での流通台数は少ないことから、ロンドンでカルマンの部品は高くつくらしい。



カルマンの人気がアメリカでは高いことを象徴している。




マイクは、ここの店で、ダッシュボードと、ドアパネルを購入した。





エドは、エンジンを下ろしたあと、エンジンルームとリアシートの間にあるボディを遮っている遮熱カバーを外し、そのボディの状態を確認する。


なぜなら、そのボディは錆び付いていることが多いからだが、幸い、この車にはサビが見つからず、グラインダーで付着したオイルなどの汚れを落とした。

そのあとは、エンジンルーム内をサテンブラックのスプレーでペイントした。



バッテリーを置く場所はサビ易いとのことで、念入りな処理が求められる。





サイドボディの下部も手を入れて、ドアモールも外し、グラインダーで研磨を行った。


でも、これも幸運にも錆びもなく、ボディの状態は良かったので、エドはホッと胸をなでおろす。


ブートルーム(カルマンギアは、例により、エンジンは後部設置のRR。



そのため、トランクはフロントのボンネット下にある)には、





この車をマイクがアメリカはアイダホ州の冬は寒い地域から買い付けたこともあり、ヒーターが取り付けてあった。



でも、前のオーナーが、マイクに売る前に、既に取り外していたようでぼっかり穴が空いていた。


そのため、売値とコスとの兼ね合いで、エドは、穴の空いたボディにスチールを貼り付け穴を補修することにした。


グラインダーでボンネット下を研磨する前に、そこにある燃料タンクを外す。


これは、万が一の引火に備えたもの。グラインダーは火花が飛ぶので危険なのである。





専門業社から修理を終えて戻って来た、ギヤボックスを車体に戻す。その際は、グリースをつけるのを忘れない。




ギヤボックスを取り付けるのに、エドのような腕の良い整備士で2時間半かかったとのこと。



エドにとってみると、この年代のフォルクスワーゲン、たとえば、ビートルや、今回のカルマンギアは、一度外したエンジンを再び本体に取り付けるのは、それほど苦ではないようで、これらの機械構造は好きだと言っている。





ビートルやカルマンギアは、英国でも人気車種だから、エドはこれまで数えきれないほどの台数の整備をこなしてきたに違いない。


貼付の動画の中では、修理が終わったあと、エドとマイクは、48分くらいのところで、イギリスの田舎道をホロを外してオープンで気持ちよく走らせている。


エンジン音は、ビートルと同じバタバタとした音だ。



私の好きなエギゾースト音。また、聞いてみたい。

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