新型コロナウィルス 3密「密集、密室、密接」は十分?

国や知事が唱える「3密(密集、密室、密接)」は、新型コロナを拡大する !?

政府や知事らが、新型コロナ拡大を防ぐために、声高に「3密」((密集、密室、密接)を避けるように再三にわたり、国民に要請している。

あたかも、3密さえ回避していれば、感染拡大を阻止出来るとの誤解を招いているのではないだろうか。「3密」さえ避けていれば、感染が防げると考えるのは大変危険である。

確かに、ドアの開閉とエアコンの稼働が無ければ、換気が出来ない飲食店や販売店のような建物構造は、「密室」であり、客が多くなれば、「密集」を生む。

そして、店内で、となりの客席との距離が近ければ、「密接」の空間環境条件を満たす場合、3密になる。

3密のシナリオは以上のように明確。

では、店ではなく、空気の循環があるオープンエアーの公園、ビーチなどは、密室ではなく、3密の条件を成立させないから、自分が感染するリスクは大きく減少させることが出来ると考えて良いのだろうか。

オープンエアーで、人が少なくても、人とすれ違う際の距離が近いと、1密が成立するが、無ければ、0(ゼロ)密でリスクは少ないとは言える。

但し、この場合においても、個人的にはリスクがあると考えている。理由としては、ある研究によると、ウィルスは空気中で感染力を持ったまま3時間浮遊する可能性があると指摘されているからだ。

この研究が正しいと仮定しよう。公園のトイレまたはベンチ(風が無く、空気の流れが少ない場所)に感染者が咳をする、又は、大声を発することで、菌が飛び、空気中を漂う。

感染者は、その場を立ち去ったあとも、ウィルスは付近に感染力を持ったまま浮遊している。そこに別の人が来て、浮遊しているウィルスを吸い込み感染。

このような可能性があると考えるため、オープンエアーの場所であっても、人の往来が多い場合、感染のリスクはあるのではないかと思う。

週末の人々の行動傾向が気になる。1つには、公園での密集、密接の2密の状態。

公園や、湘南のビーチは、人が少なければ、0密、1密。

しかし、人が多く集まれば、あっという間に2密の状況を作り出す。


たとえ公園がどれだけ広くても、そこを埋め尽くせば「密集」を生み、さらに、頻繁に至近距離での人とのすれ違いがあれば「密接」、合計「2密」となり、感染リスクが増えることは言うまでもない。

そのリスクがあるにもかかわらず、政府や知事が3密回避のみを唱えるために、3密さえ避けていれば、自分は感染のリスクを回避出来ると考えている人が多いように見えるのは、週末の都内の公園の状況を見れば明らかだ。

マスクをせずにジョギングすると、息があがった時に飛沫が飛ぶ。親が子供に大声で話しかけても飛沫が飛ぶ。このような人達は、「3」「密教」を信奉するとともに「2」「1」密のリスクは気にかけていない。

週末の湘南には他県ナンバーの車が大挙して押し寄せ、地域の飲食店は順番待ちで長蛇の列。

国や自治体のコロナ対策の専門チーム、テレビなどのマスメディアは、都心の繁華街の人数をカウントして、3密対策の効果を評価するだけでなく、公園や海、観光地に押し寄せる人達に対しても同様に自粛するよう強く要求するべきだ。

スーパーのレジ待ちルールを詳細に設定する以前に、2密、1密でも感染リスクはあるのだという認識を持つように、政府や知事は市民に呼びかける必要があることは明白だ。