フォード マスタング 66年式 クラッシックカーディーラーズ

アメリカ

フォードマスタングは、アメリカの名車で、日本でも人気車種。


クーペとオーブンになるコンバーチブルがあります。


私は、ハワイで2度、コンバーチブルのレンタカーに乗ったことがありますが、海沿いをオープンにして走るのは気持ちいい。


ハワイは日中暑いので、オープンにして走るには、しんどいですけど、朝夕は涼しくなるので、この時間にホロを開けてオープンにして走るのはおすすめです。



今回取り上げるのは、1966年式のマスタング クーペ。


マックイーンが映画で乗っていたものと同じ車。


日本のケーブルテレビのディスカバリーチャンネルでやっている、クラッシックカーディーラーず(英語名:Wheel Car Dealers)の内容を紹介します。


この番組は、程度がそこそこの中古車を買い取り、修理して(レストア)、他の人に転売して利益を得るというシナリオ。


この番組はイギリスの人気番組でとても長い年数やっている長寿番組。


2人のメイン・キャストの1人であるマイクは若い頃から出演していますが、最近は、大分老け込んできた感じがする。


残りの1人のキャストのエド・チャイナも番組当初から出演していたが、途中から降板しました。


このマスタングのときには、まだエドが車の整備を担当しています。


かなり腕の良いメカニックです。


エンジンまわりの整備から、パーツを自作したり、板金塗装までこなすマルチ整備工です。


私は彼が好きだったので、番組を降りたのは非常に残念です。



このプログラムは、イギリス(多分ロンドン近郊のどこかの貸し整備場)で整備、撮影しています。


このシリーズくらいから、米国西海岸のカリフォルニアまでマイクが主にアメ車の買い付け出張に来ています。


今回は、イギリスから、はるばるカリフォルニアに来て、直接売主の家に出向き、66年式マスタングを個人売買で購入しました。


ボディーカラーは黒。外装は、右フェンダーパネルに凹みと傷がありましたが、代替の左右フェンダーパネルをオーナーが自分でレストアする予定で購入していたパーツがあったので、それらもマイクが譲り受ける前提で購入しました。


アメリカ カリフォルニアの荒涼とした広い大地を突き抜ける広々とした道路をマイクが購入前に試乗した。


ハンドルを話すと、片側にハンドルが取られた。良くない兆候。


ブレーキをテストするため、前後に車が走行していないことを確認する。


ブレーキを踏み込むと止まりはするが、ブレーキの効きがどの程度か判断しにくい、フィーリング。


両方とも問題で、値引き交渉の材料となるとマイクは判断し、オーナーと買い取り交渉を行う。


イギリスに船で輸送されたマスタングは、エドの待つ、イギリスのガレージにマイクに持ち込まれる。エドが66年式のマスタングを見ると、これまでの番組に登場した車の中でもベスト10に入ると歓迎した。


早速、エドがパワーステアリングのハンドルのブレを直すために整備を開始。


パワーシリンダーをオイルを抜いてから外す。


パワーシリンダーからのオイル漏れを発見。中にほこりが入るのを防ぐ役割を果たすシールを交換する前に、シリンダー内を洗浄し、50年分の汚れを落としました。


シールを取り付けるときのコツは、オイルを塗ること。


また、シリンダーにブラックサテンを塗装し、錆びつきを防ぎ、見た目も良くする。


点検時に外したダストカバーを取り付ける。それから、油圧オイルを補充する。

オイルリザーバーを満たしたら、オイル抜きを行う。


エンジンをかけて、異音がしなくなるまで、ハンドルを切る。

そうすれば確実に装着出来る。


異物が入ってシールが劣化したことによるもの。


どこが悪いか確認すると、すぐにボールジョイントの緩みがもたらしたハンドルの異常と判断。


ロアーアームと左右セットで交換し、ブレを解消した。費用は25ポンド足らずで済んだ。円換算で3千3百円ほど。


内装を綺麗にするために、マイクがアメリカ西海岸のマスタング パーツ専門店で、ダッシュブードのアルミ製のパネルと、ヘッドライトカバーなどを購入しました。


取り付けて、購入者へのアピールポイントとする。


ここの店では、マックイーンが出演した映画グリットでマックイーンが運転していたマスタングのホイールそっくりのアルミホイルを1本125ドルで4本購入。


イギリス帰国後取り付けた。


マスタングは、250馬力あるので、ブレーキの性能の状態が良くないのは不安材料。そのため、エドは、ドラムブレーキの整備に取り掛かる。


ブレーキシューを見ると磨耗している、シリンダーの状態も悪いので、シューの隙間を調整した。


傷んだブレーキホースも交換した。もしホースが痛むと油圧が効かなくなり、ブレーキが効かなくなり、大変危険。

こうして、リアブレーキとパワーステアリング不具合の調整を完了した。


次は、車の塗装のレストアに取り掛かる。前のオーナー購入したときは、ボディカラーがブラック。これをダークグリーンメタリックに変更した。


ブリティッシュ グリーンは、イギリスのレースカーでは定番の伝統色。イギリス人への売却を考えれば、無難なチョイス。


エドは、塗装工場にやってきた。エドは、塗装の時が一番ワクワクするとのことだ。


やはり、ダークグリーンは、イギリスで良く売れる色とのことだ。塗装したことで、美しい仕上がりになった。


新品のエンブレムとクロームバンパーを、ポールの手を借りて取り付けた。


そして、期待以上の状態に仕上がり、マイクもエドも満足だ。


私もとてもいい車だと思った。


リアからみた66年式のマスタングは、昔あったセリカのリフトバックにとてもよく似ている。


近所の中華屋のオーナーがベージュのリフトバックに乗っていた。良い車だなと子供ながら思ったものだ。


出来上がったマスタングを映画撮影をする場所に持ち込み、マスタングに乗り込むマイクと、警察に扮したエドが乗るパトカーでカーチェイスの真似事をして楽しんだ。



購入費用は、1万3千ポンド、アメリカからイギリスへの輸送費などを足し合わせると、約1万8千ポンド。


でも、これは、マイクの想定内。


息子と共同で買うという購入希望者に2万5千ポンドで値引き無しで売り、7千ポンドの儲けとなったというが、エドが寝る間を削って仕上げたのだから、それに見合ったものだと思います。



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