クラッシックカー VW フォルクスワーゲン カルマン ギア

クラッシックカー ディーラーズのVW フォルクスワーゲン カルマン ギア編。

この車は、私はとても大好きな車だ。丸みを帯びた流麗なボディラインは、美しい。
ハードトップと、ルーフがオープンになるコンバーチブルがあるが、個人的には、オープンが好み。





幌を外した状態も、すごく、カッコ良い。この車で、屋根を開いて海岸線をドライブ出来たら、どんなに気持ちがいいだろう。

この時代のフロントガラスは、垂直気味についているので、最近のオープンかーのように鋭角に前のスクリーンが付いているものよりも、ドライバーの開放

感は、全く異なるものである。もちろん、後部座席に座るのであれば、どちらのタイプの車でも開放感には、さしたる差はないだろう。





動画を見ていただくと、腕こきのメカニックのエドは、ガレージで車をリフトアップして、いくつかのボルトを外し、エンジンを車体から外した。その前に

バッテリーケーブルを外すのは言うまでもない。

そして早速、調子の悪いギアボックスまわりの調整にとりかかる。1960年代のフォルクスワーゲン社の車は、ビートルもそうだが、クラッチが

デリケートなので、不具合を起こすことが多い。





この時代には、現在のようにオートマティック トランスミッションはまだ普及する前なので、マニュアル車を運転することは避けられない。

マニュアル トランスミッション車の場合は、丁寧なシフトチェンジとクラッチ操作が必要だが、運転する人がすべて、

この操作を上手く出来るわけではないので、これらの操作が上手く出来ないことが度重なることにより、クラッチ板が摩耗するスピードが速くなってしまう。





とは言え、どんなに運転が上手い人でも、シフトミスは生じるわけで、クラッチの損傷は、どんな人でも避けられない。程度の差はあったとしても。

エドは、クラッチのダメージを目視で確認し、パーツの交換を行う。

そして、リアシートのフロアマット下にあるカバーを外し、ナットを緩めて、ギヤボックスも車体から外した。3速に不具合があるとのことで、エドは自分で修理を行わずに、専門業社に外部委託する選択を行い、その間、別の箇所の修理を行うことにする。





一方、マイクは、アメリカはカリフォルニアのカルマンギア専門のパーツ取扱店を訪れ、部品の調達を行う。中古パーツの裾野が広い、さすがのイギリスも、カルマンギアのUK市場での流通台数は少ないことから、ロンドンでカルマンの部品は高くつくらしい。

カルマンの人気がアメリカでは高いことを象徴している。
マイクは、ここの店で、ダッシュボードと、ドアパネルを購入する。





エドは、エンジンを下ろしたあと、エンジンルームとリアシートの間にあるボディを遮っている遮熱カバーを外し、そのボディの状態を確認する。なぜなら、そのボディは錆び付いていることが多いからだが、幸い、この車にはサビが見つからず、グラインダーで付着したオイルなどの汚れを落とした。

そのあとは、エンジンルーム内をサテンブラックのスプレーでペイントした。バッテリーを置く場所はサビ易いとのことで、念入りな処理が求められる。





サイドボディの下部も手を入れて、ドアモールも外し、グラインダーで研磨を行ったが、これも幸運にも錆びもなく、ボディの状態は良かったので、エドはホッと胸をなでおろす。

ブートルーム(カルマンギアは、例により、エンジンは後部設置のRRなので、トランクはフロントのボンネット下にある)には、





この車をマイクがアメリカはアイダホ州の冬は寒い地域から買い付けたこともあり、ヒーターが取り付けてあったが、前のオーナーが、マイクに売る前に、

既に取り外していたようでぼっかり穴が空いていたので、売値とコスとの兼ね合いで、エドは、穴の空いたボディにスチールを貼り付け穴を補修することにした。

グラインダーでボンネット下を研磨する前に、そこにある燃料タンクを外す。万が一の引火に備えたもの。グラインダーは火花が飛ぶので危険なのである。





専門業社から修理を終えて戻って来た、ギヤボックスを車体に戻す。その際は、グリースをつけるのを忘れない。

ギヤボックスを取り付けるのに、エドのような腕の良い整備士で2時間半かかったとのこと。エドにとってみると、この年代のフォルクスワーゲン、たとえば、ビートルや、今回のカルマンギアは、一度外したエンジンを再び本体に取り付けるのは、それほど苦ではないようで、これらの機械構造は好きだと言っている。





ビートルやカルマンギアは、英国でも人気車種だから、エドはこれまで数えきれないほどの台数の整備をこなしてきたに違いない。

貼付の動画の中では、修理が終わったあと、エドとマイクは、48分くらいのところで、イギリスの田舎道をホロを外してオープンで気持ちよく走らせている。エンジン音は、ビートルと同じバタバタとした音だ。

私の好きなエギゾースト音。また、聞いてみたい。

投稿日: カテゴリー

クラッシックカー フォルクスワーゲン ビートル 1960年式

今回のクラッシックカーディーラーズは、フォルクスワーゲン ビートル 1960年式。

このかなり、どっ古いビートルをリペアして、売りに出そうという企画。

例によって、マイクが多分、ドイツまで買い付けに行き、自分でトレーラーに乗せ、イギリスのエドが待っている、ガレージまで持って帰る。

もともとの、ボディーカラーは、クラシカルなブルーで、この1960年代のビートルの雰囲気にぴったりして、好きだが、マイクとエドの会話からすると、ペイントし直すつもりのようだ。

普通の車のようにエンジンは、フロント レイアウトではなく、一番後ろに位置しているRRレイアウトなので、前のボンネットを開けると、スペアタイヤしか入ってないが、フロント・スペースには、燃料タンクも設置されている。そのため、給油のときには、このボンネットを開ける必要がある。

フロントのボンネット下は、1960年式で、リペアも施されていないので、大分錆び付いている。おそらく、そこも修理の対象の範囲となるだろう。でも、エドはボディーワークの修理もお手の物なので、簡単なボンネット内側のペイントは、サビ落とし、下地処理も含め、自分1人でこなしてしまう。

こんな器用な人が身近にいたら、クラッシックカーの手入れに心配が無くなって良いのだが。

添付の動画では、その後、後ろのエンジン・ルームの点検を始める。クランクの動き、ベルトのテンションのかかり具合などを、エンジンを回さずに、自分の手で触って確かめている。確か、エドは、ビートルのメカニカルの部分については、専門的な知識を有しているので、メンテナンス・マニュアルをみなくても、すべて頭に入っているはずだ。

そして、ディストリビューターのカバーを外して、ここもチェックしている。コイルは、問題ないだろうとの所見。

ビートルのスパークプラグは、エンジンがオイル漏れを起こしているような場合は、特にオイルをかぶってしまっていることが多いので、その状態が悪いときには、プラグの交換が必要になる。

また、彼は、年式によって異なるエンジンや、トランスミッションやサスペンションなどの足まわりの特徴、長所、短所、問題の起こりやすい箇所も把握している。

エドが故障を直していくときには、段階を踏んでいる。比較的、ダメージや費用がかさむ大掛かりの修理の可能性のある箇所は、最初の段階では手をつけずに、軽度の不良可能性のあるところから手を入れていき、点検を行う。そして、複数の箇所を点検した上で、初期段階で、どのような故障の可能性が考えられるかを、1つ1つ丹念にチェックしていき、可能性を潰していき、最終的にダメな場所を特定していくというプロセスだ。

日本では、もともと、車のオーナーが整備工場に頼らず、自らメンテナンスを行うことは稀なので、どうしても、整備知識が無い、ビートルのようなクラッシックカーの所有者は、数に限りのある、クラッシックカーの整備対応力のあるガレージに高いお金を払って直さなければならない。

車両本体価格も1960年代のビートルは、程度の良いもので200万はくだらないし、車検や整備費用も相当見込まれるので、維持費はそれなりに覚悟が必要。

それでも、その愛らしい雰囲気は、日本でも、おしゃれな女性をはじめ、多くの人に愛されているのは、元ビートルのオーナーである私としては、非常に嬉しいし、街中でたまたま見かけると朗らかな気分にさせてくれる。

投稿日: カテゴリー

ダッジ ラム フルサイズ バン アメ車

おぎやはぎの愛車遍歴で紹介された、哀川翔が以前所有していた、ダッジ ラムのフルサイズのバン。

https://youtu.be/mE7Kh03U03A

ダッジは、あまり、日本では見ないが、このダッジ ラムのフルサイズのバンは、街中でも時折見かけることがあるのではないかと思う。

このラムは、アメリカの商業車用として製造されたものあるが、この圧倒的な室内スペースのため、日本でも人気がある。全長も長いので、サーファーでロングボードをやっている人たちにも人気があるし、哀川翔のように大家族で、仕事は車で長距離を移動するような人にも根強い支持がある。

全長は、5.3メートルに及ぶ。これなら、サーフィン行くにも、ロングボードを乗せ、かつ大人数でビーチに出かけることができる。高さも2メートル超えなので、ヘッドクリアランス、足元の広さはゆったりしている。

車幅も2メートル以上で、狭い道路事情での取り回しや、立体駐車場は無理でも、遠出においては、5.2リッターエンジンのトルクとパワーは、余裕のある走りと、疲れを感じさせない、ロング・ドライブには、うってつけだ。最高出力は225馬力に達する。

哀川翔いわく、東京から、名古屋や大阪までの距離のドライブであれば、余裕で走破できる快適性を保持しているとのことだ。

このビッグ・サイズのバンにしては、やや重量の軽い2.3トンになっているが、多少、燃費性能向上のため、軽量化が図られているのだろう。

センター ウォークスルーで、左右のシートの間にスペースがあるので、走行中は安全のため、お薦めできないが、シート間を移動しやすい構造となっているため、家族や、友達と大人数で移動するときには、コミュニケーションが取りやすく、楽しい時間が過ごせると思う。

シボレーのアストロやサファリもそうだが、内装をコンバージョンしているものもある。アメリカのヨットの内装を手掛けるような会社が、ダッシュボードや内装ピラーにウッドや淡い光のライトを施し、シートをレザーにしたり、天井のライトを豪華にしたりして、よりゴージャスな車内空間を演出しているバージョンもあるので、好きな方にはお薦めだ。

広いアメリカ大陸を縦走し、長い移動距離をくつろげる車内にしている。

アウトドア好きであれば、内装やシートを変更して、寝台をつくったり、ミニキッチンを付帯させて、ホテルやモーテルのないようなところでも、好きな場所で寝泊まりできるように改良しているオーナーもいて、いろいろな楽しみ方ができるのも、このダッジ ラムの大きな魅力となっている。

こんな、でかい、フルサイズのバンで私もいつか、アメリカ大陸を走破してみたいと思っている。果てしない地平線に向かって、V8エンジンの鼓動を感じながら。

投稿日: カテゴリー

クラッシックカー ポルシェ912

クラッシックカー ディーラーズのポルシェ912編。

動画は、イギリス人のマイクが、アメリカ(多分、西海岸のロスアンゼルスあたり)で、レンタカーで借りたアメ車を走らせながら、買い付けのために、街路沿いのポルシェのディーラーを物色する。

通りは、パームツリーが植えられ、南国気分たっぷりだし、道路は片側3車線のアメリカらしい、ゆったりとした道路幅、そして、日差しがとても明るい。

西海岸のアメリカ人が陽気なのも、この温暖な気候と、光あふれるサンシャインのせいもあるだろう。

ポルシェは、911があまりにも有名でポピュラーであるが、この今回紹介されている912もなかなか、いい車である。

エンジンレイアウトは、もちろんRRだから、トラクションのかかりも良い。燃料供給はフュエルインジェクション。塗装は、過去のオーナーたちが何度も塗り替えたようだが、状態は良い。内装も手入れがされてはいるが、オリジナルの雰囲気が残っている。

クラッシックカーの良いところは、その当時の時代の良き、質感が感じられるところにもあるように思う。そして、全体を通じて、エンジンも含めオリジナルのままであることは、その車が新車のときから持っている雰囲気、風格、佇まいというものを際立たせて、私はとても好きだ。

その店あるあたりは、いかにも、アメ車の大きなピックアップ トラックで、V型エンジンを轟かせながら、荷台にサーフボードを乗せて海岸線に向かう風景がよく似合いそうな雰囲気の街である。

口ひげをのばした、渋いオジさんが個人で経営しているような店。マイクがどこの国の人かと聞くと、ドイツ人との答え。そんな風に見える出で立ちだ。

ポルシェ912の値段の交渉は、いつもの通り、低い値から始めて、段々と売り手の売りたい金額を下げさせつつ、自分の希望に近い買値に近づけていこうというものだ。

日本では、なかなか、外車の中古車ディーラーに行っても、このような交渉の仕方は難しいと思う。だいたい、表示されている価格は、ほぼ、ディーラーの最低限の儲けをのせた価格であることが理由だ。

私もたびたび、日本車、外車を問わず、日本で中古車を買うときに、値段交渉を試みたが、担当者に嫌な顔をされることも多いし、ほとんど取り合わないというケースが多かった。

同じ日本でも、東京と大阪では違うかもしれないし、その他の国内都市では、また異なる商慣行があるかも知れない。

私は、湘南や、茅ヶ崎、伊豆のあたりの海岸線沿いの雰囲気も大好きだが、アメリカ西海岸の雰囲気は、スケール感、外国、アメリカにいると感じられる大きな邸宅が立ち並ぶ住宅街も好きだ。

アメリカの住宅と言えば、家のサイズや、敷地面積の広さにおいて、日本の一般的な都市部または、郊外の家とは、やはりスケールが違う。

ハリウッドスターや、ビリオネアなどの桁違いの金持ちの邸宅は別としても、アメリカでは、中流家庭でも、かなり広い敷地に、ラージサイズの家屋を建っている。アメリカに駐在して、アメリカの家に住んでいた日本人が日本に帰りたくない理由の1つとして、日本とアメリカの間の、このような住宅事情の差が挙げられる。

投稿日: カテゴリー

ファンタスティック! フィアット ディーノ クラッシックカー ディーラーズ

 

フィアット ディーノ1970年モデル 2400CC
クラッシックカーディーラーズ(Wheeler Dealers)

 

先日、朝、私が会社に行く前に、ケーブルテレビのディスカバリーチャンネルで、クラッシックカーディーラーズをやっていた。

今回の車は、フィアット ディーノ1970年モデル 2400CCだった。
1970年モデルなので、一見、いかにも昔の車という感じの印象を受けるが、とても魅力のある車である。

ボディカラーは、濃いブルーメタリックで、今時のスポーツカーにも使用されている色とほぼ同じで、とても良い色合いだ。私の好きな色である。

私はもともと、メタリックが好きなので、余計に私の目には良く映るのかも知れない。





ボディは、2ドアのクーペだ。昔の日本の名車、いすず117クーペとフロントまわり、リアエンドの形状がとても似ている。

大体、フィアット ディーノと同じくらいの年代なので、どちらかのメーカーが参考にしたのかも知れないし、その時代に流行っていたボディ形状の可能性もある。

考えてみれば、昔のアメ車のクーペにもよく似たモデルが出てくるので、当時の流行りの形であった可能性が高いのだろう。





まあ、アメ車は、ボディサイズがもっと大きく、車幅も全長ももっとオーバーサイズなので、スケール感が大分ことなるし、乗り味がまったく違うのではないかと思う。

当時のアメ車は、コーナリング性能より、むしろ直進安定性に優れた、馬力重視の車づくりであったのではないか。

アメリカは国土が広く、移動は、もっぱら自動車に頼っていたから、排気量が多く、馬力のある車が長距離走行には向いていただろうし、その方が長時間運転していても疲れないから、ドライバーにとっては、そのほうが好都合である。





アメリカは、電車は都市部や、一部の区間しか存在しないので、車はアメリカ国民の必需品であることもあってか、ガソリンの価格は、1リットル当たり、20円くらいなので、燃費をさほど気にすることはない。

米国では、日本よりも車に頼る生活をしているので、裏の家に行くのにも車を使い、歩かない。

アメリカは暴力の国と言われるほど、日常生活における安全意識は高いので、住宅街の中でも、歩くのはリスクが高いと考えられていると思われ、世界的にみても治安レベルが高い日本の感覚とは大分異なるのである。





私がカリフォルニアの父の友人宅にホームステイしたときにも、そこのマザーは、歩いて5分とかからない近所の家に行くのに、車で移動していた。アメリカの中では、治安が良いエリアではあったが。

アメリカでは、どこの高校にも、生徒用のパーキングスペースが備えられ、みな車で通学しているのは、日本では信じられない環境である。

また、確かに、アメリカの国土は広いので、都市部はそうでなくても、郊外や田舎では、十分な土地があるわけだから、駐車スペースの確保には問題が生じるわけがない。





米国の場合、スクールバスがあり、高校生は、車で通学というのも、誘拐事件が多発していることも理由だと思う。

アメリカの車社会の話はこれくらいにして、本題のフィアットに戻りたい。

ディーノのエンジンは、フェラーリ社のものであるということで、パワフルで且つ、エンジン・サウンドが素晴らしい。走りたくなるような音を奏でる。1970年代の車とは思えない造り込みなのである。

ボンネットは、前照灯側ではなく、運転席側が開くようになっている。ジャガーも確かそうだった。






最近のタイプは分からないが。

内装は、ブラックレザーで良い風合いだ。


マイクは、イタリアのディーラーから、この車を買い取り、運転して英国は輸送した。

投稿日: カテゴリー

クラッシックカー ディーラーズの人気の理由とは

クラッシックカー ディーラーズという番組の魅力。

自宅にはJCOMが提供している、ケーブルテレビが入っていて、その中にディスカバリーチャンネルという放送局があり、様々な番組を提供している。

日本の民放で提供しているような番組とは、趣向が全く異なる内容で、面白く、休日にはよく観るし、車関係の番組は、朝にもやっているので、出勤前に見ているが、朝の支度をしながらなので、興味がある車が出ているときには、ゆっくり腰掛けて観られないのが残念なほどだ。

車番組も複数の海外メディアで製作されたプログラムが提供されていて、それぞれが、違った観点から番組をつくりあげているので、とても面白い。確かに、車にあまり興味がない女性には、あまり興味深いものではないかもしれない。でも、最近は、昔のフォルクスワーゲン車をレストアして、オシャレに乗りこなしている、女性オーナーを見かけるので、人それぞれではないだろうか。

ディスカバリーチャンネルでは、年末に、人気のある番組を視聴者に投票してもらい、そのランキングを公表しているが、去年は、この『クラッシックカー ディーラーズ』が栄えある1位に選ばれた。

私としては、『クラッシックカー ディーラーズ』が1位に選ばれたことを驚きを持って、受け止めていた。私は、車、外車が好きなので、この番組が高評価を受けていることは喜ばしいが、ほかの視聴者が、ディスカバリーチャンネルが提供している数ある自動車をテーマとした車番組の中で、『クラッシックカー ディーラーズ』を選んだことに疑問を持った。

そして、その好評価の理由を考察してみた。私が考えたのは、意外にも日本において、欧米の車好きがやっているように、自宅のガレージで休みになると、自動車整備工場に頼らず、自分でメンテナンスをしている人が多いからなのではないかという仮説をたてた。これが当たっているかどうかは、正直なところ私自身自信があるわけではないが、1つの根拠は挙げられる。

それは、『クラッシックカー ディーラーズ』では、番組構成として、まず、マイクというイギリス人が、ある車を購入して、エドという知り合いのメカニックにエンジンや、サスペンションの足回り、トランスミッションの伝達部品、塗装、板金のボディワーク、そして、シートやシーリング、フロアなどの内装を、修理の仕方や、部品の仕入先や、その値段を事細かに説明しながら直していき、マイクが買ったときよりも、格段に性能や見栄えがよくなり、付加価値が付いた車に、利益を載せて、第3者に転売するという仕掛けになっている。

この番組内容は、自分で普段自分の車を整備している人、それから、ある車を購入しようとしていて、それが、この番組で紹介されていた車と合致していたという人には、大変役にたつ情報番組なのではないかという私の推察だ。

エドというメカニックは、エンジンまわりの整備にととまらず、板金、そして簡単な塗装、内装まで完璧にこなしてしまうほど腕が良いので、必ずしも、手先の器用さに自信のない人たちに、大いに参考になるか、ハードルとなるかは分からない。

でも、仮に、自分で整備しない人でも、最初に購入した程度の悪い車が、みるみるうちに、レストアされている様を見るにつけ、日本の家屋の再生をする『ビフォアー アフター』の番組にあるような心地よい達成感を番組の終りには感じることが出来る、大変、小気味の良いプログラムなのである。

投稿日: カテゴリー

クラッシックカーの魅力とは?

クラッシックカーの楽しみ。

クラッシックカーの話に入る前に、まずは、最近の日本社会での、車はどのような傾向にあるのか
考えてみたい。そのあとで、クラッシックカーの持つ魅力を語ってみたい。

日本では、最近、若い世代、20代の人たちは車を所有しようと思わないらしい。

理由はいろいろ考えられる。
車を持つだけの十分な収入が無い。
車を買うお金があれば、ほかのことに使いたい。
などなど。

車を持つ理由は、何が考えられるだろう。
1つには、移動に便利。
都市部では、人口密度が高く、渋滞も多いことから、車で移動する
と時間的、経済的ロスが少なくないので、電車やバスを利用することが多い。

日本で車を買うひとは、新車が好きな人もまだまだ多いし、コスト意識の高い人は、
中古を選ぶこともある。

日本車は、輸入車に比べ、故障が圧倒的に少ない、もしくは、殆ど無いと言っても
良いくらい品質が高い。それに対し、ドイツ車のような車は、動力性能、衝突安全性の高いものが多い一方で、何年かごとにパーツの交換や整備が必要になり、日本車よりもコストが多くかかることが知られている。

車の性能と言っても、様々な尺度がある。
日本では、最近、エコカーブームで、低燃費の車が人気が高い。
ガソリン1リットルあたり30キロを超える距離を走ることが出来る、ハイブリッド車
は、最近、街でもよく見かける。価格はハイブリッド車より高価だが、日産の電気自動車や、
更に高価なトヨタの水素自動車も既に市販化されている。水素は、排気ガスをまったく排出しないので、究極のエコカーと言っても過言ではない。ただ、水素を供給するステーションの数が未だ限られているので、普及には、多くの年数を必要とするだろう。価格も一般庶民が購入できるような価格帯にはない。街中で私が見かけたのは都内で1度だけ。

また、自動車技術の最先端では、自動運転技術が世界各国で競われていて、日本国内では、
自動ブレーキ技術においては、自動ブレーキを市販車に搭載することで先行したスバルのアイサイトが装備されている車は付加価値の高さから、同グレードの他社製品に比べても、車両本体価格は、数十万高く設定されている。

居眠りをしていた運転手のトラックが渋滞の最高尾に追突して、死亡事故が発生することが時々あるが、大型トラックやバスなどに、この自動ブレーキが搭載されることが普及することにより、その搭載が義務化されれば、悲惨な事故が減少することにもなるので、自動ブレーキを先駆けて開発したスバル社の社会的貢献度は大きな賞賛に値するのではないかと思う。

最近の日本車に関する考察はこれくらいにして、本題に進みたい。

クラッシックカーには、前述したような技術、高い燃費性能、安全性、などは無い。
でも、独特の魅力がクラッシックカーにはあると思う。
たとえば、オリジナリティの高いデザイン。

わたしは、昔のアメ車の流線型のデザインが好きだ。
車体は長く、大きくダイナミックな形だ。
大人4人が乗っても、ゆったりと乗れる。

日本の都市部の住宅事情を考えると、コインパーキングやタワーパーキング、
自宅の車庫にもなかなか納まらないサイズではあるが。

それでも、日本でも足回りにハイドロなどを入れてカスタマイズして
乗り回しているのを、街中で時折見かけたりはする。

イタリア車のデザイン、フォルムもまた、非常に魅力的だ。
ピニンファリーナが手がけたフェラーリは秀逸だ。

ドイツ車では、ポルシェのデザインは独特だ。
フロントまわりのヘッドライトの形状は一見してポルシェと分かるものだし、
リヤエンドも車好きな人でなくても、すぐにポルシェと認識出来るものだ。
エンジンサウンドも特殊だ。最近のモデルは、昔のポルシェほど、バタバタとしたサウンドではないが、やはり、エギゾーストサウンドは特殊で、感性に訴えかける音だ。

同じドイツ車のフォルクワーゲンは、昔のようなバタバタとしたサウンドはしなくなり、味気なさを感じるくらいだが、走行安定性は格段にあがっている。66年式のビートルに乗っていたことがあるが、エンジン音はバタバタとしていて、メカニカルなサウンド、また乗って、聞いてみたくなる音だ。最近の車では味わえない音だ。

最近の車、特に最近流行のハイブリッド・カーは静粛性が高く、室内は勿論のこと、走行時の音も無いため歩行者も気づかないくらいのものだが、私個人的には、味気なさを感じる。
確かに、静かなほうが疲労感が少なくなるかも知れないし、好きな音楽を聴くときには静かにこしたことはないだろう。
フェラーリのエギゾースト・サウンドは、甲高く、吠えたけるように聞こえるものだ。

確かに、高い走行性能や、安全性は今の車になくてはならないものだ。また、時代の要請に応えたもので、自動車メーカーに携わる方々の血と汗の結晶であることは確かだが、クラッシックカーは、今の車には無い、味わい深い魅力があるものだ。

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