ポルシェ タルガ クラッシックカー ディーラーズ

今回のクラッシックカーディーラーズは、ポルシェ2.7リッターの、911タルガ。
クラシカルなモデルだが、私は、このデザインがとても好きだ。
ルーフが確か、デチャッタブルで、取り外しが出来る。

超レアの車を取り扱う。

https://youtu.be/3URxMHR6Sf0

メカニックのエドは、まず、ルーフの隙間を発見し、難なく直した。

次に彼は、3速で異音がしたことから、トランスミッションの異常の可能性を疑い、何のためらいもなく、重整備に取り掛かり、
エンジンとトランスミッション全体を車体から取り外してしまった。
かなり、骨の折れる作業だから、嫌な作業だと思うが、エドは、異常を疑う箇所の修理に必要な作業とあれば、考える間も無く、その作業に取り掛かる。
途中、息抜きで、英国風にミルクティーを飲むかも知れないが。クッキーやショートブレッド、マフィンを頬張りながら。

点検の結果、トランスミッションの不調と判明した。そこで、エドは、パートナーのマイクに、トランスミッションを交換するので、代替え品の調達を頼むが、コストがかさむことから、マイクは嫌がる。

それ以外では、外装がアメリカンなので、クロームメッキのパーツは、フェンダーのシルバー部品を取り外し、ホイールのセンターキャップをサテン・ブラックに塗装したりして、外観の印象の変更を行った。リベットでがっちりついているパーツは、アングルヘッドという特殊工具で取り外した。いろいろな道具があるものだと、感心した。

この車は、1年前くらいに、再塗装をしている。

次に、ドアミラーを装着した。前に取り付けてあった場所は、綺麗にし、流用できる既存の穴は、そのまま新しいミラーの取り付けの際、利用した。

普段は取り付けにくい場所にあるスパークプラグも、このときは、エンジンを外に取り外しているので、簡単に交換が出来るので、早速作業に取り掛かった。ポルシェのマニュアルを片手に、電極の間隔も確認した。適正値だ。
ディストリビューター・キャップも視認し、汚れの無いことを確認した。ポイントもオッケー。
これら一連の作業で、大幅にコストを低減することに成功した。まだ、トランスミッションの問題が残ってはいるが。

油圧計も機能していなかったので、油圧計そのもののもんだいか、油圧ポンプの故障かを確認する必要が生じた。

マイクは、ポルシェの修理ショップに赴いた。シンクロナイズドのリンクの故障が疑われた。3リッター用のハブに改良することをショップで勧められた。急発進しても壊れ無いことを保証してくれるかというマイクの問いに、ショップ・スタッフは保証するとの回答。本来、この故障には、2千ポンドかかるとのことであったが、故障箇所は3速の部分だけで、走行距離も短いとの理由から、今回だけ特別に1千500ポンドで修理してもらえることになった。

出来上がったトランスミッションをポールに手伝ってもらい、ポルシェの車体に取り付け、エンジンまわりの修理、調整は完了したが、エンジン・オイルを
もともと入っていた、オイル粘度の5W-40に交換した。

作業を終え、エンジンをかけると、よい吹き上がり音がする。

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出川のバイク旅 充電させてもらえませんか

今日、出川のバイク旅のテレビ番組を見ていた。

この番組の良いところは、どんな所にあるのだろう。

旅と一口に言っても、いろいろな形がある。

車の旅。電車。バス。飛行機。自転車。船。そしてバイク。

国内の旅で、テレビが扱う形態は、車、電車、バスが多い。
大抵の場合、目的地が決まっているので、大体、どのような展開になるのか、想像できることが多いのではないだろうか。

例えば、有名な観光地。有名な場所なので、訪問したことがある人は多い。そこを巡るコースも大方、行く所が決まっている。箱根、伊豆、富士山、京都、奈良、沖縄、などなど。

それらに比べると、自転車やバイクを利用した番組は、数としては、あまり多くない。

以前、グレートジャーニーという番組があった。医者である男性が、車などには一切頼らず、ユーラシア大陸、アメリカ大陸を横断するというもの。この旅のスケール感には圧倒された。冒険的な要素もあるし、男の1人旅というイメージが非常に魅力的に感じた。

自分にも、時間とお金と体力があれば、やってみたいと思った。この人には、偶然、上野の博物館ですれ違った。

あまりにも、非日常的な旅行であるため、どのような旅の展開になるか予想がつかない。そこが、その番組の醍醐味であると思った。

途中、治安の状況も悪い地域や国を通過するにも拘らず、そんなことはお構いなしで、どんどん進んで行く、その彼の胆力にも度肝を抜かれたのは、私だけではなかったのではないだろうか。

出川のバイク旅は、これまでの旅番組の常識を良い意味で裏切ったと言える。グレートジャーニーのように、危険地帯を通過する必要は、無いし、いざとなれば、後ろについてきている、大きなロケバスに乗っているスタッフと、そのバスに逃げ込める余裕が常にある。もちろん、原付バイクだから、転倒したり、事故にあう危険はつきまとう。

辿るルートは、番組スタッフが、あらかじめ、実走するなどして、下見した道路を進み、大体の訪問する場所の目星はつけているのだろうが、視聴者にとっては、どのような展開が想定されるか、わからないところが、この番組の魅力である。グレートジャーニーほどではないが、想定出来ない旅の展開に冒険的要素が包含されていると言えるのではないだろうか。

出川が持つ、老若男女、年代にかかわらず、親しみやすいキャラクターイメージが行く先々の場所に居る人たちからの好意や、笑顔、歓待を引き出し、あたかも自分が旅をしながら、自分が訪問先で歓待を受けているような錯覚を起こさせてくれる、そんな魅力が、この出川の旅番組にはある。

ここが、他の旅番組と一線を画しているところではないだろうか。そんな風に考えながら、夕食を食べつつ、私は、このプログラムを観ていた。

ボルボ PV544 クラッシックカー ディーラーズ

ラッシックカー ディーラーズで今回取り扱う車は、ボルボ PV 544。

売主は、アメリカの多分カリフォルニアのどこぞかの大学で経済学の教授をやっている、初老の男性。頭は真っ白。いかにも大学の教授といった出で立ちだ。

冗談ではあるが、5−60年代の古い車で、自分が購入した価格を売却価格にしようとするマイクに対し、大学の教授は、インフレ要因も考慮に入れなければと返す。さすがは、経済学の教授、スマートな受け答え。

どうやら、キャブレターの調子が悪いようだが、古い車なので、この手のキャブレターを上手くチューニング出来る腕の良いメカニッカがなかなか居なくて、困っているようだ。

内装は、フロントのシートの張替えは行っているが、リアシートはオリジナルのままとのこと。ステアリングやドアトリムは少し、損傷があるが、概ね、良く手入れされているとのマイクの評。

https://youtu.be/virM3qDF6MM

整備記録は、購入後のすべてのものが揃っていたのを、それは金にも匹敵すると言ってマイクは喜んだ。
買い付けを行って、レストアする際に大いに役立つからである。

このボルボ544は、リアにかけてのデザインが特徴的で、今時の余り変わり映えのしない車に比べると、
独創的で魅力的だと私は思う。

トランクルームの状態もとても良く、綺麗だった。

マイクは、この車が一見、日曜の教会の礼拝に出席するため、お年を召したご婦人が大きな帽子を被って出かけるときに乗る車というイメージがあるが、耐久性に優れていて、50年代ごろには、世界各国でラリー・カーとして活躍していたとコメントしている。

試運転をさせてもらうと、マイクは、この車が何年もの間、外を走行することなく、ガレージで眠っていたのが嘘のようだと言うほど、エンジンは良い音を奏でている。

試運転した道路は、その昔、スチーブ・マックイーンが、マスタングGTOを駆っていたところだそうだ。

このエンジンの耐久性と信頼性は非常に高く、長距離走行の記録があるほどだ。
しかし、ツインのキャブレターの調整は簡単ではなく、2つを同調させるには、エドの腕が必要になってくる。

ギアの変速はスムーズだが、ブレーキの効き具合が余り良くなく、調整が必要。

教授がこの車につけた価格は1万ドル。ここから、マイクは交渉していく。マイクは8500ドルで交渉をはじめ、結局9000ドルで売買が成立した。

エンジンは4気筒、90馬力。

エアコンは無し。暑いカリフォルニアには少々きつい。ブレーキはドラム式。

計器類は、クラシカルで良い雰囲気。

キャブレターのチューニングを開始するにあたり、エアクリーナーを外した。
キャブレターのチューブが汚れていたので洗浄し、ガスケットを交換。
キャブレターの修理キットは200ドルほどで、数時間の作業で修理が出来る。
もちろん、知識と経験が無ければ、正確な修理はできないだろう。

アイドル スクリューを調整するため、まずは、動かなくなるまでスクリューを締めていく。
そして、1回転、半回転と、2つのキャブレターのネジを緩めて調整を加えていく。

スクリューを調整したら、エンジンをかけ、バランスを見ていく。
ここで使うのがシンクロメーター。空気の流量を計る。
これで同調させていくわけだが、あまり良い数字ではない。
ジェットスクリューも調整していく。目分量でピストンが少し上がったところで、数字を計測してみる。
エンジンの回転数が上がったままであれば、ガソリンの混合量がやや濃い状態を示す。

逆に、エンジンが止まりそうになるときは、混合量が薄い証拠になるので、適当な回転数になるまで、
チューニングを加えていく。

濃いので、少しナットを締めて調整した。良くなった。
こうして、キャブレターの調整は、無事完了した。さすがはエドだ。

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レンジローバー シリーズ2 クラッシックカー ディーラーズ

今回のクラッシックカー ディーラーズは、レンジローバー シリーズ2。
今回の、レンジローバーのコンセプトは、サバイバルかーとしての完成を目指しているものである。

https://youtu.be/iHfajHeJO_c

そのため、組み上げの仕様は、これまで、やってきた普通の車のスペシフィケーションとは、大きく異なるものを製作している。

この車のシャシーは、とても、しっかり出来ている。頑丈なラダーフレームである。
ラダーフレームは、ほかの型のフレームとは違い、溶接しやすくなっている。
このフレームは、丁寧に溶接されていたが、サビが見られたので、エドが防錆処置を施した。

ブラストしたあと、部品を分解し、パウダーコーティングをした。これらの処理で、このシャシーは、あと何十年も大丈夫だというのだから驚きであるとともに、欧州車の耐久性の高さ、そして、そこに住む人々が物を大事に使う生活様式を今一度想起した。

日本では、一般庶民の景況感はそれほど良くはないとは思うが、依然として、新車や、新しい車が好まれている。同じ車を10年以上乗る人は、それほど多くはないのではないだろうか。

車としての安全性や、耐久性はあまり考慮せずに、燃費の良い車を選択する傾向があるようにも思える。
自分たちの、子供や孫たちの世代の地球環境が、人間に取ってより良いものとして受け継がれることに価値観を見出し、有害ガスを発生する、化石燃料に頼る必要の無い、電気自動車、水素自動車がもてはやされるのも、当然の成り行きではあるだろう。

自動運転の時代が来れば、急加速などで、無駄なエネルギーを使うことなく、目的地に到着することができるようになるだろう。

自動運転では、自分が車を操る楽しみが失くなるわけで、自分としては、受け入れがたいものがあるのは確かではあるが。

話もフレームの修復に戻すと、エドは、これらの作業に600ポンドほどのお金を費やした。

リフトでシャシーを持ち上げ、リーフスプリングを片側のシャシーに、次にジャッキに固定したアクスルにタイヤを取り付けた。そして、アクスルごとシャシーに転がしていき、ボルトでリーフスプリングに固定した。

リフトを下ろし、もう片側のリーフスプリングに合わせる。木槌でたたいて、はめこんだら、ボルトを穴に通す。

同じ要領で、後ろのサスペンションの取り付けも仕上げる。

エンジンにも手をつけ、オルターネーターも交換した。サスペンションについても、フロント、リアともに新しい物を装着した。

取り外し可能なハードトップも、他のところから探しだした。新しいものではないが、使用感のある雰囲気がまた良い感じを醸し出しているとマイクはの給う。

ルーフには、ルーフテントを取り付けた。虫やゾンビ対策になるとマイク。太陽光パネルも取り付けて、100ワットの電源として使えるようにした。

太陽光発電は、コントローラーとコンバーターがついていて、電気の使途により、電圧を変更することもできる。

サバイバルカーとして、必要なものは揃いつつあるが、水の確保も大事な要素。タンクを取り付け、ポンフを付帯し、フィルターもつけることで、何らかの形で吸い上げた水をろ過できる仕組みになっている。

こうして、他にも手を入れて、車を完成した。

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ホンダ シビック CVCC クラッシックカー ディーラーズ



今回のクラッシックカー ディーラーズは、ホンダ シビック CVCC、77年式。

この車は、ホンダがまだ車を生産し始めて、間もないころのモデルだ。

この車のキャブレターは特殊で、プライマリーと、セカンダリーがある。
これらをエドはチューニングした。





マイクは、燃費を改善するため、混合器の状態をモニターするためのメーターをダッシュボードに装着した。

ボディも美しく修復した。

燃費の改善もうまくいった。
さすがは、マイクとエドのコンビだ。

私の近所の幼馴染の女の子がいた。幼稚園から中学まで同じ学校。彼女のお父さんがホンダに勤めていたので、家の車は、ホンダだった。

まったく同一のモデルだったかは、今になっては、わからないが、CVCCのハッチバックであったことは間違いない。濃いブルーの車が彼女の家のガレージに停まっていた。

彼女は、幼稚園の頃から男まさりの活発な女の子だったが、生意気で、小学生のときに同じクラスになったこともあったし、

家に遊びに行ったこともあったが、どことなく好きになれなくて、子供ながらに、ある程度の距離感を持って接していた。





中学生になり、私は、当初、軟式テニス部に入ったが、顧問の教師が気に入らなかったので、1年の夏休みが始まる前に、その教師に直接、退部することを告げたが、

了承したことは言ったが、それ以上のコメントはなく、少し、肩透かしをくらった感じがした。退部することを言えば、辞める理由や、引き止め、説教があることを多少想定していたが、そういったものが一切無かったからだ。

彼は、学生時代、ずっとテニスをしていたスポーツマンではあったが、一浪して、慶應大学の英文科を卒業した教師だった。

足腰を鍛えるために、毎朝遠くから、自転車で学校まで通っていた、堅物のイメージがあり、反抗期にある男子中学生からは煙たがられていた。





前述の幼馴染の彼女は、バレーボール部に入り、レギュラーのポジションを取って活躍していたようだが、年頃になって、男子に対して生意気な態度をとったりすることもなくなり、彼氏も出来て、しおらしくなった。





そんな彼女だったが、彼氏がいるにもかかわらず、私の家に放課後よく電話をしてきた。今になって考えてみると、私に対しては、気持ちとして、まんざらでもなかったのではないかと思う。家も近かったし、家に呼んだら、いい感じになったと思う。





その当時は、他にも仲の良い女の子が何人かいたが、特定の彼女はいなかった。付き合っているわけでもないのに、私の家に遊びに行ってもよいかと言われた。嫌いではなかったが、それほど好きでもなかったので、応じなかった。





確か、父親も教師で、今になってみると、それなりの信念を持って教職に就いたのではないかと考えている。





私は、引退時期まで陸上部に所属し、朝練、午後練と暗くなるまで、ひたすら、グラウンドを走っていた。そして、部活が終わると、くたくたになった状態で塾に向かった。





中3になってから、部活を引退すると、何か、心にぽっかり穴が空いたようになり、悪友と、昼は、タバコを吸ったり、ビールを飲んだりして、その心の隙を埋めていたように思う。





高校になると、その空虚感は、中3のときの楽しいクラスの反動もあって、ますます強くなった。

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マスタング 88年コックスタイプ式 クラッシックカー ディーラーズ

今回の車は、アメリカが誇る、名車マスタング。米国の代表的なマッスルカーである。

マイクは、2500ドルでこの車を、売却人の希望価格で買い取った。
最初にリアのディファレンシャルを修理した。

次に、エドが、クラッチを分解し、多板クラッチを外し、見ていくと、突起が付いたフリクション・プレートがケースの中に入っていた。この上に重ねるのが、フリクション・ディスク。穴の内側が、ギザギザになっていて、溝に合うように出来ている。これが、多板クラッチの中身の構造。

 

エンジンとトランスミッションをつなぐのがクラッチ。クラッチが滑ると動力が伝わらなくなる。これと同じ現象がLSDに起こっていた。

LSDを点検していくと、1枚目のプレートが欠けてしまっていた。これを交換して、LSDを修復した。

ファイナル・ギヤのギヤ比は変えることができるので、マイクがギヤ比を下げたいとの意向があった。それにより、性能の向上ができるからである。古い方のギア比は、3.08に対し、低くするパーツに交換した。

ギヤ比を変えるときの注意点としては、その変更に合わせ、正しくスピード・メーターが作動するようチューニングを行うことだ。走行時、実際のスピードよりも、低い速度が表示されれば、スピード違反で警察に検挙される可能性があるので、ここは、確実に修正したい。

ここまでの修理費用は、250ポンドで収まっている。

今度は、下廻りをチェックしていくと、エギゾースト・パイプの装着の仕方が適正な範囲をこえていた。変な溶接があったり、プロペラシャフトと接触して、パーツが損傷していたりと、ひどい有様である。

マニフォールドも一部つぶれていて、これも無理やりシャフトを通すためのものと思われた。
後ろの触媒コンバーターより後ろの部分は、すべて交換。プロペラシャフトとの接触も解消するように修理する。

エドは、マイクがエンジンのパワーアップのためのパフォーマンス部品購入で散財しないかを心配している。

スロットル・ボディ、エキマニ、コールド・エア・インテーク、アンダー・ドライブ・プーリー、88年式の5リッター・エンジンであれば、これらのパーツの装着で30馬力の出力向上が見込めるとのこと。

これらの部品は、マイクが訪ねた工房で作られていた。1本のパイプをコンピューター制御の機器で狂いなく、曲げをつけていく。複数のロボットを使い、複数のポートをマニフォールドにつくることもしている。
これらの部品の購入に大凡、700ポンド、1000ドルを使用した。

マイクは、このマスタングは、乗り心地が悪いと言っていたので、エドは、リアのショック・アブソーバーを交換することにした。このマスタングには、2つのショックが装着されていて、トラクションの向上と、パワーロスの軽減を図っている。

EGRプレートも交換。パワーアップが見込める。
アンダー・プレート・プーリーも交換。パワーロスをなくし、パワーの増加がみこまれ。

次にボディー・ワークを直していく。
バンパーにも塗装を施し、見た目を良くしていく。

マッスルカー初心者を対象としたチューニングをエドは施している。
ホイールは、ブラックのACコブラタイプ。

買取価格と修理費用を含め、5000ポンドかかった。

こうして、エンジンの吸排気系のチューニングと外回りの手入れをして、いざテストドライブ。

アーリンデール・スピードウェイにて、チューニングをした、このマスタングを走らせ、実力のほどを確認する。自慢の車で、1対1のドラッグ・レースを楽しむ場所。

対戦相手の車は、スリックタイヤを履いている、71年式7リットル超え、コブラジェット。オクタン価102のガソリンの臭いにエドは気がついた。

レースは、思いのほかの勝利。

今朝、映画を観た。モーガン・フリードマン主演、監督のムービー。浮気性の夫が、若い女と同棲している、トレーラーハウスに、スペイン移民の女性が、自分の車を夫から取り返すために、スーパーで知り合った、モーガン演じる映画俳優と乗り込んでいく。モーガンはそれをただ傍観しているだけで、その女性は、夫から力づくで、車のキーを取り返す。同棲中の女は、タバコの煙を燻らせながら、スペイン女性に、私は妊娠したのよと告げる。スペイン女性は、結婚5年だが、子供ができなかったのだ。彼女は、取り返した車を思いっきり後退させて、同棲女のグリーンのマスタングのサイドボディに突っ込み、若い女は覚えておきなさいとの捨てゼリフを吐く。

アメリカで成功した俳優と、スペインから移民してきて、スーパーのレジの仕事をしながら生計をたてる生活をしてきたが、夫は若い女にいれこみ、妊娠させてしまう。これからの生活に何ら希望を持てない彼女に、まーガン扮する俳優が、君は、まだ25才で人生を諦めず、自分の可能性を信じて、これからの人生を歩むべきだということを諭す。

これまでのモーガンの出演している映画は、社会の暗部にフォーカスするだけのものが多かったような気がするが、貧富の差が大きく、たくさんの人たちが希望を失い生きているのを見て、彼がそういう人々を励ます映画を作りたかったのではないだろうかということを考えながら、私は、この映画を楽しんだ。

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ホンダ S2000 クラッシックカー ディーラーズ

マイクは、ホンダS2000を3000ポンドで買い取った。

しかし、ハンドリングに不具合があるようで、この買値が妥当だったかは、エドに見せてからでなければ、分からない。

イギリスでは、ホンダのパーツの入手は、それほど簡単ではないようで、パーツの交換にどれくらいの費用がかかるか、分からないのが不安要素になっている。

その点、ここ日本では、中古、新品ともに部品を手にいれることは、難しくないし、輸送費もかからないので、イギリスで入手するより、お金が掛からないで済む。

マイクが修理前に、運転している限りにおいては、ハンドリング以外では、エンジンに問題は無いようで、ハンドリングの調整さえ上手くいけば、買値よりも大幅に高値で売れることをマイクは、見込んでいる。

オープンにして、走るS2000は、とても気持ち良さそうだ。うらやましい。

エドの待つガレージにS2000を停め、クラクションを鳴らすとエドがお出迎え。
エドは、コンバーチブルが好きなので、今回、S2000を自分が手掛けることを喜んでいる。

ボンネットを開けると、エンジンルームはお世辞にも綺麗とは言えない状態。しかし、エドは、ラジエターの
錆びたブラケットなどを交換すれば、問題ないと考えた。

ボディカラーは、オレンジメタリック。とても目立つし、スポーツカーらしいが、好みの分かれるところ。

スペシフィケイションは、240馬力、2リッター、ノーマルアスピレーション。カムが切り替わることで、エンジン回転数は9000回転まで吹け上がるV-TECエンジン。

本来であれば、その圧倒的な加速感が感じられるが、それが、このマイクが今回買い取った車にはない。
その不調により、3000ポンドの安値で買うことが出来たというわけだ。

シートはレザー。
シフトノブは交換することに。

ディスチャージ・ヘッドランプのカバーは曇っているので、交換する。
アルミホイールも傷んだところを補修することにした。

手入れする箇所が多くて、エドは少々、やる気を失った。

エンジンの不具合をチェックするために、エドは、診断機をつないだ。機器は、エギゾーストの排ガス
センサーの故障を示したので、交換を行い、インストゥルパネルのエラー表示は消えて、問題は解消したが、
更なる点検を進めていく。

バルブを見ていき、油圧制御に問題のあるところがないかを探っていった。Oリングとシールの交換で不具合を解消。VTECは息を吹き返した。費用はたったの20ポンド。

ステアリングの調整も行い、エドのチューニングは、無事に終わる。

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VW フォルクスワーゲン スィング クラッシックカー ディーラーズ

VW フォルクスワーゲン スィング クラッシックカー ディーラーズ

マイクは、アメリカ、カリフォルニアのガレージ拠点から、オレゴンの車の売主のところに2−3時間のドライブでたどり着いた。

今回の車は、ビートルをベースにした、軍用車のスィング。

売り手はかなりの強気で、無理に売らなくて良いから、8000ドルの売値からは、一切ディスカウントをしないと言う。

プロのカーディーラーであるマイクもたじたじで、珍しく、売値の交渉で値下げをせずに、売り手の言い値の8000ドルで購入してしまう。

この車は、見た目にはあまり問題がなかったが、運転していると、街中で突然エンストしてしまうという致命的な故障があり、メカニックのエドは、まず、そこから修理に取り掛かる。

この時代のビートルは空冷エンジンであるため、冷却装置としてのラジエターが無いため、エンジンを車体から取り外し、エンジンスタンドにエンジンをつるしたまま、エンジンを点火することにした。

イグニションを点検したものの、問題は見つからず、次のステップとして燃料供給システムのチェックを行った。

ディストリビューターをチェックしたところ、サビがあったので、ポイントレスのパーツに交換。

そして、オートチョークの確認。エンジンをかけ、12Vの電流が流れると、バイメタルを温めることにより、バイメタルが開く。バイメタルを温めチョーク面が開けば、エンジンが温まる証拠になる。

そして、エンジン点火のタイミングを調整するため、ディストリビューターを合わせていく。

キャプレターとの間の緩衝器が上手く機能しないことが、エンストの原因になっているとのエドの見立てで点検を進めていく。

エンストの原因は、エキゾーストにもあったようだが、VWに詳しいエドは着々と修理を進めて、エンジンのトラブルを難なく解決。流石としか言いようがない。

次にブレーキの不具合を直す。そして、車のブレーキはドラムブレーキで制動力が弱いため、ディスクブレーキを入れることにした。理想的なアップグレードだと思う。ドラム式では心もとないし、フェード現象を予防することでリスクを回避できる。

ブレーキ液も当然交換する。ディスクブレーキのセットはドイツ製で2000ドルと安くはないが、売値に転嫁できれば問題ないとの判断が為された。もともとは、カルマンギア用のものをスィング用にモディファイしたキットだ。

外見上は、ディスクブレーキに交換したことは分からないが、安全性は大幅に高まった。

ヒーターも故障していた。サーモスタットをチェックした。100ドルのドイツ製パーツを交換したが、問題は解決せず、さらなる点検を進めていく。ヒーターにガゾリンを送るポンプが作動していないことが判明したので、ポンプを購入し、機能するかをチェックし、ついに直った。

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マセラティ ヴィトルボ クラシックカーディーラーズ

 

今回の、クラシックカーディーラーズは、マセラティ ヴィトルボだ。

昔のマセラティではあるが、まだ、往年のオーラが漂っているのは、さすがマセラティというところ。

売主は、サンフランシスコ在住のアメリカ人の未亡人で、亡くなったご主人が大切にしてきた車を手放そうとしていた。ガレージに15年も眠っていた車だった。

 

 


しかし、あまり、お金には頓着しないようで、無料で買い付けに来たマイクに譲ろうとしていた。


一切お金を支払わずに、車を受け取ることには抵抗があったようなので、船のクルーズ旅行を計画していた


その未亡人のツアー代金を支払うことで、車を譲渡してもらうことで、取引は無事成立となる。

 

 

この車には、ある特徴があった。
これまでの数々の車と違い、何と、車の動力源は、ガゾリンエンジンではなく、電気だった。
車の年式は、1973年式だった。

エンジンは、トラクターのものが採用されていて、馬力が十分ではなかったので、交換することになった。
最近では、クラシックカーを電気自動車に改造することが流行っているとのことだった。

 

 

内装は、豪華な革張りシートで、いかにもイタリア車らしく、ゴージャスな雰囲気で、マイクも大喜びした。


ただ、少し汚れがあったので、マイク自ら革シートの手入れを行った。まずは、オイルをぬり、その上に黒のビニールカバーをかけて、外にだし、日光にあてることで、熱し、オイルが革に馴染み、中の汚れが浮き出ることを狙った。

それから、頃合いを見て、シートのカバーを外し、オイルと汚れを拭き取り、見違えるほど革が美しくなり、マイクの狙い通りとなった。

エドは、パワーアップを目指し、バッテリーの交換をすることにした。それにより、航続距離も大幅にのび、100キロ以上の走行ができるようになった。

 

 

モーターも交換すると、馬力は100馬力に満たないが、トルクが強く、ガソリン車と異なり、アクセルを踏み出した瞬間から最大パワーを発生するのは、電気自動車の特徴であり、あっという間に100キロを超える時速に到達した。

   

 

テレビ画面で見ている私にも、その圧倒的な加速が確認できたことから、車に実際に乗っていた、エドとマイクの体感速度はそうとう凄かっただろう。

 

 

1960年代のフォルクスワーゲン・タイプ2を電気自動車に改造したオーナーに、マイクが試乗させてもらっていた。馬力は、電気動力に交換することにより、倍増したというから驚く。

 

 


このオーナーは、現行モデルのVW GTIや、ポルシェを音もなく追い越すのは快感だとのたまった。

 

 

マイクは、結局、このオーナーから、マセラティの改造車がマーケットで売れるかどうか、アドバイスを求めていたが、

2万ドルの改造費用をかけても売れるだろうと言ったので、マイクは、それだけのコストをかけて、改造することを決定したのであった。

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コブラ AC Cobra クラッシックカー ディーラーズ

 

コブラ
AC Cobra
クラッシックカー ディーラーズ

 

今回のクラッシックカー ディーラーズは、コブラだ。
その特徴的なフォルムで一見して分かる。


フロントマスクは独特だし、トップはオープンなので、判別しやすい。





上の動画では、マイクが直線のテストコースで試運転している。飛び出しなどのリスクはないが、軽量化されたボディに6リッター超のエンジンを積んでい

るモンスターカーであるので、4点式のハーネスは必須。





マイクは、結構運転の技術はまあまあのはずだが、シフトチェンジのときに、わざとかどうか分からないが、車体の挙動が不安定で左右に振られている。

トラクションの
コントロールが思ったより難しいのかもしれない。



それでも、このコブラのドライビングは、シフトフィールも含め、万人が楽しめるものだとマイクは言い切っている。





圧倒的なトルク感、加速感はほかの車では感じられないものだ。これだけ加速できる
場所は限られるかもしれないが、オープンの開放感、加速の刺激、余裕のあるパワーは、乗り手を魅惑する
ものがある。





しかし、これだけのパワーがある車の場合、タイヤのチョイスには気を遣う。グリップがしっかりしていないと、車の挙動の制御が難しくなる。





マイクはテスト走行中、興奮聞きでエキサイティングと叫んでいた。
ブレーキングでは、白煙がもうもうとたちこめる。

マイクは、修理を前提に売り物になるコブラを探し始めるが、本物は値が張るのでレプリカの車を探すと
おあつらえ向きのものを見つける。





ボディーはどうやらファイバーグラス製で、エンジンをかけると、甲高いうなりをあげる。迫力あるサウンドだ。マイクは大喜び。

内装は、ダッシュボードを含め、レザーで仕上げてある。オーナーのこだわりが感じられる。





早速、試運転すると、マイクはクレージーな加速感だと、悲鳴に近い声をあげ、悲痛な面持ちで叫んでいる。

迷いなく、そのコブラを購入し、持ち帰るが、排気ガス規制にひっかかるリスクが包含されていて、もし
試験に合格しなかれば、マイクたちはロスを被ることになるのだが。





エンジンはシボレーのD8を積んでいる。
排気ガステストに合格するため、エドはエンジンのチューニングを開始する。

まずは、ガソリンの燃焼効率を上げるため、調整をはじめた。

投稿日: カテゴリー